私の処へ来られたお客様から聞いたお話です。
その方のお父様は、戦後、シベリアに抑留されました。
その収容所で“塩抜きの刑”というのがあったそうです。
どんな時に行われたかは分かりませんが、食事から塩を抜かれると、あっという間に収容された人達の元気がなくなり、バタバタと倒れていったそうです。
そのお父様は、塩を隠し持って、なめて難を逃れたそうです。
日本の捕虜収容所では考えられない非人道的なことが日常的に行われていたようです。
それなのに、現在の日本では、全国民が“塩抜きの刑”にあっている。
そして日本の塩からは、ミネラルと微生物が抜き取られているのです。
1988年 世界の32か国52の地域で約1万人を対象に本格的な塩と血圧の大規模調査が実施されました。
調査方法は住民の尿を集めて分析することで食塩摂取量を計るという厳密な方法が採用されました。
この結果パプアニューギニアなど生活環境が極端に他とは違う場所のデータを除くと、「塩だけを減らしてもほとんどの人の血圧は下がらない」という結果が出たのです。
これは「インターソルトスタディー」と呼ばれる調査で現在の世界的な基準になっているのです。
世界基準が日本では公表もされない?
減塩と血圧に何ら因果関係は認められないのです。
私の周りの観察では、最高血圧が180あった方が、“母の塩”摂取3日後に最高血圧が150に下がられました。
逆に、私の最高血圧は120台から130台に上がりました。妻も110台から120台に上昇しました。
高すぎる人の血圧はさがり、低すぎる人の血圧は上昇して、最適な血圧になるようです。
最高血圧130は、嘘ですよ~
次にその話をします。
フィンランドで75歳から85歳までの「降圧剤を飲まない」男女521人の経過を見た調査では、80歳以上のグループでは、最高血圧が180以上の人たちの生存率が最も高く、180から下がると生存率も下がって来て、最高血圧が140を切った人たちの生存率はガクンと下がっています。
なのに日本では、最高血圧130で病気にされ、薬で血圧を下げさせられているのです。
私が子供のころは、年齢+90が最適血圧と言われていたはずです。
90歳+90=180です。
これでお分かりでしょう。
塩と血圧、血圧と長生きの関係・・・
顔色が悪くなる、便秘する、下痢する、怪我が治りにくい、体力気力の低下、吐き気、胃腸障害、血流の悪化、足腰の痛み、筋肉痛、けいれん、反応の鈍化、血圧低下による脳梗塞、老人性痴ほう症の発生、腎臓の機能低下、口内炎、血圧の上昇、冷え、熱中症、流産、早産、不妊症、その他
食中毒も天然塩を沢山摂っていると起きにくいようです。
現代の日本の食生活状況の中で、“塩”をあなたに必要な量、摂取することは困難です。
減塩思想と、冷蔵庫が保存食のための塩を激減させてしまいました。
厚生労働省の塩分摂取許容量は男性10g、女性9gです。3歳の子も大人も同じ量ですか?
子供はそれくらいでいいでしょうが、大人では不足です。
潜在意識に聞くと(Оリングで調べても同じでした)大人は最低20gです。(体の小さい方は15g)
この量はご飯炊く時に入れ、お味噌汁を濃くして、ごま塩を毎食、食べても取り切れません。
手軽で体に優しい方法は、500mlのペットボトルに5gの“母の塩”を入れて、水道水で溶かします。これを3本作って、1日かけてゆっくり飲むのです。これで15g取れます。
あと5gは普通に取れるでしょう。これで20g達成です。
食事に10グラム摂っている人は2本でいいですよ。
子供は別ですよ。
くれぐれも“摂りすぎ”には注意して下さい!(^^)!
摂りすぎると逆に“むくみ”が出ますよ。
“過ぎたるは猶及ばざるが如し”です。
それと腎臓の悪い方も“摂りすぎ”に注意してください。
この塩水をコップ一杯飲んでみてください。
塩不足の人は数分で体調が変化するのが分かるはずです。
上がらなかった手が上がる、首や肩の痛みがとれる、血流がよくなって顔色がよくなる、手足の冷えがとれる、身体が軽くなる等々の変化がすぐにわかります。
塩は少しずつ、休みなくとるのがいいようです。2時間おきにコップ一杯飲むとかがいいようです。
これで、便秘が治った話、よく聞きます。下痢するくらい(^^♪
体と相談しながら少しずつ、無理せずにやって下さいね。